疲労骨折の特に多い原因として挙げられるのが、スポーツによるものです。プロのスポーツ選手だけでなく、中学生や高校生が部活動により発症する事も少なくありません。

主に下半身、とりわけ足の骨に発症しやすく、ランニングやジャンプ等1回に加わる力は小さけれども、それを何回も繰り返し行う事で骨が疲労し骨折してしまうというケースです。

また疲労骨折はスポーツをやっている人だけという訳ではありません。普段の仕事や日常生活で、同じ動作を何回も繰り返している人も症状を引き起こす事があります。

その為自分はスポーツをやっていないから大丈夫という事ではありません。

症状についても見ていきます。初期の状態であればそれほど症状は重くなく、原因となった行動をとらない限り、日常生活で支障を感じるような痛みはほとんどありません。

症状が出たとしても小さな痛みなので、そのままスポーツを続けてしまうというケースも多いです。